
奈良文化財研究所 飛鳥資料館に展示されている山田寺の仏頭。
キトラ古墳壁画の展示で全国的にも有名になった飛鳥資料館。
ここのところ毎年、GW明けには特別展が催され活況を呈しています。
飛鳥資料館は山田寺跡に近いこともあってか、山田寺関連の文化財が多数収められています。
山田寺の仏頭を筆頭に、山田寺東回廊の一部、山田寺の專仏なども見ることができます。

飛鳥資料館の拝観受付の前で出迎えてくれる石人像レプリカ。
飛鳥のミステリアスな魅力を演出する石造物たち。
拝観受付で260円の拝観料を払って門の中へ入ります。
目の前には広い庭が広がります。
庭の中のあちこちに石造物のレプリカが立っています。
亀石、猿石、石人像、酒船石、須弥山石等々・・・どれもこれもガイドブックで見たことのある石のモニュメントです。

須弥山石。
石人像や須弥山石は噴水装置として利用されていたようです。
斎明天皇の迎賓館と云われる石神遺跡から出土しています。
飛鳥資料館からは、天武天皇の飛鳥浄御原宮、
飛鳥大仏が安置される飛鳥寺、神奈備の甘樫丘などもすぐ近くです。
飛鳥の歴史を肌で感じ、さらなる興味をそそられる飛鳥資料館。
飛鳥旅行の際には、是非立ち寄ってみたいオススメの施設です。