キトラ古墳へアクセスしてみました。
高松塚古墳や石舞台古墳の周辺は公園としての整備が進んでおり、シーズンともなれば多くの観光客で賑わいます。
その点、キトラ古墳にはマイナーなイメージが付きまといます。
飛鳥資料館でのキトラ古墳壁画の特別公開は有名です。しかし、実際にキトラ古墳まで足を運ばれた方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか。
キトラ古墳。
建物の向こう側がキトラ古墳です。
キトラ古墳は高松塚古墳から南へ約1.2kmの場所にあります。
キトラ古墳の近くには「阿部山」という名のバス停がありました。
こんもりとした小高い丘のような場所にキトラ古墳は佇みます。
直径14mの小型円墳ではありますが、四神、天文図、獣面人身像などが描かれた壁画は私たちを驚かせるに十分でした。
キトラ古墳まで80m。
昭和58年に、古墳内部に描かれた玄武が確認されています。
ファイバースコープによって浮かび上がった玄武は、現代に生きる私たちに、古代へのロマンを掻き立ててくれました。
以来、キトラ古墳の研究は進められているわけですが、GW明けに飛鳥資料館で催されるキトラ古墳壁画の特別公開は、毎回活況を呈しています。
まほろばの国からさんのブログにも、「玄武」特別公開の記事が紹介されていますね。
飛鳥資料館地下の特設展示室には、キトラ古墳コーナーが設けられています。
撮影禁止ではありますが、キトラ古墳のイロハから専門知識までを学ぶことができます。
キトラ古墳へアクセスした後、時間があったので、大和七福八宝めぐりで知られる子嶋寺へ参詣して来ました。
子嶋寺には大黒天が祀られていて、財宝の福宝を授かることができます。
キトラ古墳と子嶋寺はお互いに徒歩圏内にあります。レンタサイクルなら、ほんの数分でアクセスすることができますので、是非訪れてみて下さい。
<キトラ古墳の関連情報>